勉強嫌いな子が発した言葉の変化

do your best

約二か月前、とある生徒に出会いました。その生徒は小学校高学年の男の子で人見知りすることのないとても素直で人懐っこい印象の子でしたが、勉強に対しては大の苦手で見せていただいた直近のテストは漢字や算数をはじめ、どれも得点が低く、生徒本人も「全然覚えられないし、学校で説明を聞いていてもよくわからないから勉強が大嫌い」と言っていました。親御さんもこれから先のことを考えるととても心配で何とか手だてはないかと思い、家庭教師のアズ新潟で行っている学習相談を見つけ、こちらへお電話していただいたそうです。

この生徒は私の子どもと同じ学年の子だったこともあり、まずは今夢中になってることや学校のことなどから話しはじめ、だいぶうちとけてきたところで勉強の様子を聞いていくと、勉強が出来ないことから授業を聞いていても面白くないし宿題がわからないからとりあえず答えを写して提出している。だからいつまでもわからないままでいる、ということがよくわかりました。また漢字も大嫌いだからあまり本も読まないらしく、よけいに語彙力や読解力が弱くて周りの子たちとの学力差が開いてきており、自分自身に対して自信が持てず卑屈になっているのが伝わってきました。

そこで今まで出来なかった問題を自分の力で解けるようになってもらおうと思い、宿題になっていた算数ドリルから分数の足し算をやることに決めました。まず一番初めに「勉強は難しいと思うから出来ないだけで、とても簡単だと思うととても簡単に考えられるようになるし、得意な子はみんなもっと簡単に考えているよ」と伝え、分数とは何か、日常生活でどのような場面で使われているのか、を言葉のキャッチボールをしながら一つ一つじっくり丁寧に確認をしていきました。そして一緒にまとめあげた内容を声に出しながら一問ずつ解いていくと、初めのころは何度も聞きながらでしたが中盤以降はコツをつかんできたようでテンポよく正確に解けるようになってきたようで表情もだんだんと明るくなり解けた喜びを嬉しそうに親御さんに伝えていました。また漢字に関しても成り立ちから同じようなつくりをしている漢字を探すことや使われている言葉を確認することで意味をじっくり確認していくと少し興味をもってくれました。

その後、家庭教師の指導では今学校で習っている内容よりも少しだけ先に予習として出てくる用語をかみくだいた表現で説明し、ポイントを整理しながら進めていくことで学校の授業の吸収を高めるねらいで開始しました。すると今まではグループで解き方の話し合いをする際に参加できなかったのが出来るようになり、発表の挙手を出来るようになってきました。こういった変化に対して担任の先生からも「最近頑張っているな」と褒められたことでより自信をつけつつあるようです。そして先日、家庭教師の授業が終わった後、「お母さん、勉強ってちゃんとわかると面白いね」と言ってきたそうです。これから先もこういった生徒を一人でも多く作り出していけるよう、家庭教師のアズ新潟では初回の学習相談から毎月の指導管理まで日々全力で取り組んでいきたいと思います。

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