家庭教師と教材の販売

疑問に思う人

 

新学期です。新潟市や新潟県内の子供たちも毎日元気良く学校へ登校しています。子供たちが学校へ向かう姿や下校する姿を見ると、家庭教師の仕事をしている私は嬉しくなります。

 

この新学期シーズンご家庭でも勉強に関心の高い時期になると、ご家庭が夕食の準備をされていたり、家族の団らんの時間に『家庭教師の◯◯と言いますが』『家庭教師をお考えになったことはありませんか。』と言う電話の入られたご家庭も多いのではないでしょうか。

こうした電話案内の家庭教師は、ほぼ間違いなく『高額教材付きの家庭教師』です。

実際に、こうした電話に応じて家庭に読んで話を聞かれると、間違いなく「教材」を使えば「ポイントを抑えた勉強が出来る。」「テストで出題される内容が分かる。」「教材がないとカリキュラムが組めない。」と言うような説明と「学校の教科書ではポイントがまとまっていない。」「先生の教えるポイントを勉強出来る。」と言う様ような、教材を使う事で、大きな効果が上がり、教材が無いと家庭教師は効果が少ないと言ったようなセールスを受ける事になります。

家庭教師を探される場合、初めて家庭教師を探されてお話を聞かれるご家庭も多いので、資料を示しつつ、こうしたお話を聞かれて契約してしまうご家庭が確実にいらっしゃいます。

 

実際に私がお会いするご家庭にも、そうした「教材付きの家庭教師」の話を聞かれた経験のある方は少なくありませんし、お兄さんやお姉さんが教材のある家庭教師をして、ほとんど購入した教材を使わなかったので、下の子には使わない家庭教師を探してと、私の所へ相談を下さることもあります。

 

実際の所、業者が良いと言う「教材」とはどんなものなのでしよう。

家庭教師は「教材」がないと効果が少なかったり、教えられないものなのでしようか。

 

その2つの疑問への答えは、「全く正反対です。」となります。

まず、1つめの業者の良いと言う教材に関してですが、数十万円する教材と、私の協会で扱う事の出来る1冊2,000円程度の教材(教材が必要なご相談が無い限り販売はしていませんし、入会時に2冊無料でお渡ししています。)の勉強する中身は全く変わりません。と言うより学校の勉強は日本全国等しいので、勉強の中身は変わりようがないのです。つまりの所、市販されているような安価な教材や、私が扱えるような家庭教師用の教材の目的も、当然、教科書のポイントを確認するために作られていますから、何十万円しようが、数千円であろうが、どの教材を使っても勉強するべき内容は全く変わらないのです。

各教科の問題集

ですから、「数十万円もする教材だからいい。」などは決して思わないで下さい。実は、そうした数十万円もする教材の方が世の中に出回っている教材の中では少数のため、粗悪な作りだったり、色刷りも良くなかったりしますし、数十万円と言う金額で、またクレジットを使うなどの分割払いにもなるため、契約してしばらくしてから、子供のためにも「良くない。」「無駄だ。」と判断したとしても他の学習方法を考えにくくなります。

「高額教材」とは、お父様やお母様が知らない事に乗じ、子供を思う親の気持ちに乗じて販売する事を目的にして作られた物なので、決して急いで契約しないで欲しいと思います。

 

次に、家庭教師は「教材」がないと効果が少なかったり、教えられないものなのでしようか。と言うことに関してですが、家庭教師たちは皆が、それなりの勉強を打ち込んで来た方ばかりです。教科書のどこがポイントで、何を理解していないと次に進めないかなどは、家庭教師は当然分かります。また、「学校の教科書」は子供たちが学ぶために作られていると同時に教えるための教材ですから、特別にそうした高い教材が無くても勉強を教えられます。

むしろ学校で使う教科書やワーク参考書などを使い勉強方法を教える事は、子供たちにとっても「学校の勉強が分かる。」という最も大きなメリットがあるのです。

そのことを勉強経験のある家庭教師は体感済みですから、高額教材付きの家庭教師をしたけれど、「教材はほとんど使わずに無駄だった。」という事例が頻繁に起きているのです。

ですから、家庭教師に「高額教材」は一切不要なのです。

 

 

家庭教師の指導

「高額教材付きの家庭教師」を選択して欲しくないと考える理由の大きな所に、先ほどお話をしたように、教材が数十万円すると言うところから支払いがクレジットになったり、無駄になるために他の学習方法へ移りにくくなる。と言う事があります。

実は、このことは高額教材付きの家庭教師の協会にとっては都合のいい事で、特にクレジット契約にしてしまう事で、指導能力の低い家庭教師を担当させても、ご家庭は一方的に止めることが出来なくなります。高額教材の無い家庭教師の協会では、通常、どの時点でも簡単に家庭教師を止める事が出来る契約になっていますから、教師の指導内容や指導力には十分に注意を払いますが、クレジット契約にすることでその必要がなくなる訳です。

実は、国民生活センターや消費生活センターの相談で無くなる事が無いのが、この「教材販売のトラブル」なのですが、お話しして来たような背景があるからなのです。

 

 

新潟市や新潟県内で小学生や中学生のお子様のいらっしゃるご家庭で、比較的長くその場所でお住まいの家庭には、電話の個人情報を購入した高額教材付きの家庭教師の案内が入る可能性が高いので、本当に気をつけて頂きたいと思います。

また、新潟市や新潟県には現在も、そうした家庭教師の協会が数社ありますが、そうしたご家庭に対して不利益な家庭教師の協会が無くなり、本当に子供たちのために運営する家庭教師の協会が切磋琢磨して行くような家庭教師の業界へ育つ事が、子供たちの利益になると考えています。

 

もし、この記事をお読みになって、共感して頂けるご父兄の方がいらっしゃって、お友達やお知り合いで、家庭教師をお探しになられてる方を見かけられるようでしたら、この記事のお話をご紹介下さるようお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

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