新潟の子供たち学力を伸ばせ

目標目指して

 

新潟の大学進学率(2016年春)は、全国47都道府県中、31番目の進学率でした。

大学進学率の全国平均は54.7で、新潟県は男女の全体で42.3%(男子が45.4%女子が39.2%)でした。

今から27年前の1990年の大学進学率は18.0%で全国41番目で下から7番目でした。(ちなみに当時の東京都は38.5%)

27年前と比べると、大学全入時代と言われる現在ですから新潟県の大学への進学率が上がったことは勿論ですが、都道府県別の大学進学率を見ると新潟県の大学進学率は上がって来た事が分かります。

 

27年前と言うと、丁度、私が家庭教師の仕事を始めた年で、まだ私は26才でした。1991年3月に日本のバブルが弾ける事になりますからバブルの絶頂期の大学進学率は今とは想像もつかないくらい低かった事が分かりますが、当時の家庭教師の仕事は中学生の子供たちへの学習指導が圧倒的に多くて、高校生の学習を家庭教師で勉強するケースは少なかった事が改めて思い返えされます。

 

私も当時は若かく、また家庭教師の業界に入ったばかりでしたので、家庭教師の仕事は「中学生の指導がほとんどなのだな。」と思いながらも、何故、高校生からの要望は少ないのだろう?などの疑問はあまり考える事もなかったような記憶があります。

その当時から少子化の流れが加速して、今は全国的には半数を超える子供たちが大学へ進学する時代になったのですね。

 

今回は大学への進学率を取り上げてお話を進めていますが、私がお話したい内容は、大学への進学を目指しましよう。や新潟県の大学進学率に関して何か考えお話をすると行った話ではありません。

大学へ進学する事が勉強の目的ではないと私は考えますし、勉強した結果として大学への進学を考える事が本来の姿だと私は思います。

 

勿論大学卒の学歴を得ると言う事は、生涯を通じた収入面での開きが出ると言う事は良く言われる事です。(高卒の1億9240万円の生涯年収に対して、大学・大学院卒の生涯年収は 2億5440万円。6000万円近く違いがあります。)

ところがこの生涯年収は学歴と入社した企業の組み合わせでは逆転現象が起きるようです。

大学・大学院卒で社員数10-99人の中小企業に就職した人の生涯年収は億9430万円であるのに対して、高卒でも1000人以上の大企業に入った人は、2億3300万円。何と、2割ほども高卒者の方が高いという現象が起きるようです。

 

この事実は『大学全入時代とにかく大学へ行かなくては。」と言う風潮に流されずに、人生をしっかり生きる事が1番大切なのだなぁ。と考えさせられるものがあります。

 

私が新潟で家庭教師の仕事をして、家庭教師のお世話の際にお父さまやお母さまや子供さんとの面談の際に必ずお話をする際に『点数が大切なのではないよ。学力を身に付けることが大切なんだからね。』と必ずお話をしていますが、それは『学ぼうとする意思とその学ぼうとする意思から生まれる行動から得る経験や、学びから得ることの出来る様々な力と、最終的に得る知識の全てが個々の学力と言う未来を生き抜く財産』になると考えるからです。

 

大学の進学率の話から、高卒や大卒の生涯年収の話までして参りましたが、53才になった私が今を生きる同世代の方を客観的に見ながら考える時に、小学校、中学校での活動や勉強を子供らしく一生懸命に行きて学んで迎える高校入試を真剣に取り組み、また高校でも一生懸命生きて学んで迎える就職や大学入試を真剣に取り組んで人生を切り開き、社会人になってからも世の中そのものや仕事を結果に変える事や、生きることそのものなどを学び続けた人が、しっかりした生活や幸せを得ているように思います。

 

家庭教師の仕事をして教育業界で生きる私が現在の年齢になり知り得た学びから得る事の出来る学力は、子供たちが人生を切り開き自らの願う未来や幸せを得る上で、人生と切っても切れない関係にある大きな力なのだど実感しています。

走り出す子供

新潟の子供たちのみなさん。今をそれそれの年代の子供としてそれぞれの年代の子供らしく生きて、それぞれの年代でみなさんが出来ることすべき事を一生懸命して行って下さい。

お話をした通り、勉強も一生懸命にですよ。

そうして今を大事に生きることが、みなさんの人間を作り、未来で活躍するみなさんを育てて行きます。

そして大人になって、全国のどこかで日本のため、また新潟で新潟のために活躍し、自分の人生のためにしっかり前を見て自分の力を信じて生きることの出来る人に育って欲しいと思います。

 

最後に、小学生と中学生のみなさんへは特にお話したいと思います。

この先の人生で様々な事を学び取り、自分の力に変えて行く時に最も大切な取り組みは自学を育てる事です。自分から取り組む学習こそ大きな力を得る事を忘れずに、家庭でこそ学習出来る自分をしっかり育てて欲しいと思います。

 

 

【参考記事】

子供たちの学力についての考察

家庭学習(自学)は勉強の要

家庭学習こそ学力の決め手

 

LINEで送る
Pocket