簡単に諦めないこと

高校生

 

新潟で家庭教師の仕事をして27年が経ちます。

本当に多くの子供達の勉強の手伝いを家庭教師の仕事を通じてして来ました。今年も有り難いことですが何人も子供達がご入会下さって、家庭教師と共に学校の勉強を自分の力に変えるため勉強を始めてくれれています。

これまでたくさんの子供達やご両親と家庭教師を始める前の面談でお会いして、子供達の勉強の現状を見て来ました。

その際に、子供達の性格についてご父兄にお聞きする機会があるのですが、そこで圧倒的に多くお聞きするのが「すぐに諦める」「諦めやすい」と言うお話を聞きます。

最近は特に非常に多い確率でその言葉をお聞きするのですが、明らかにこの言葉をお聞きすることが年々増えて来ている印象があります。

 

理由は何故なのだろう?と考えてみたりするのですが、これはもしかすると、インターネットが普及して来たこの20年と切っても切れない関係があるのではないだろうか?と考えています。

インターネットの普及によって、誰もが必要な情報を瞬時に入手することが出来るようになりましたし、今や家に居ながらにして買い物も出来ます。

子供達の好きなゲームも、ゲームセンターに行きことなく家で出来ますし、コミュニケーションも友達に会いに出かける事なく家で出来てしまいます。

私は50代ですが、私たちの子供の時代とは明らかに生活全般の利便性が上がって、簡単に言えば「楽をして暮らす」事が出来るように世の中が変わっています。

このインターネットの普及で「簡単」に出来る暮らしそのものが、子供達が何かに対して「すぐに諦める」ことや「諦めやすい」ことに繋がっているように思えてなりません。

勉強する中学生

私が30代の頃に子供達の性格でこうした「すぐに諦める」や「諦めやすい」と言うお話を聞いても「それはまだまだ子供ですから仕方がないとこがある。」と思う所がありましたが、ここ最近、そのお話をほとんどのご家庭でお聞きするにつれて、「これはどうも子供達の将来に大きな影響が出てくるのかも知れないなぁ。」と思うようになって来ました。

 

インターネットはとても便利なツールですが利便性の代償として、「根気よく」や「我慢強く」や「粘り強く」やると言う経験がなくても何かを得やすくなり、その経験をしにくくなったように思います。

その影響が子供達の「すぐに諦める」や「諦めやすい」に性格が増えたことに出ているように思うのです。

子供達が大人になり生きて行き自分の目標に向けて何かしらの成果を上げたい。と思う時、その成果を得るために必要な事の1つに「根気よく」や「我慢強く」や「粘り強く」物事に取り組む事は、成果を得るためには切っても切れない関係があるように思います。

この事は、文部科学省や教育関係者に論議される内容の重要な1つでもあります。

「成し遂げたことの喜びを経験する。」ことの大切さを経験し、子供達に身に付けて欲しい力として「やり抜く力」や「やり遂げる力」が「勤労性」や「勤勉性」に繋がる大事な経験であると議論されます。

 

多くの事がそうした「粘り強く」「諦めない」行動から作られ生み出されて来たことは、歴史が証明することだからです。

勉強する高校生

子供達が大人になるまでは、多くの時間を学校生活や学校関連の時間に割いて、子供達は1日、1年の時間を使い過ごします。

その学校生活の中で、お話をして来たような「成し遂げたことの喜びを経験する。」ために、また「やり抜く力」や「やり遂げる力」を身に付ける重要な機会としての1つとして「結果を得るために勉強する」と言う事があるのだと思います。

部活動などを通じてもその経験は得る事が出来ますが、勉強に関しては、多くの子供達が好きとは言えない作業です。好きとは言えない作業を「諦めずに」結果を目指して「やり抜き」「やり遂げ」自分が得たいと思う結果を得るような経験から得ることの出来る「やり抜く力」や「やり遂げる力」は、子供達のその後の人生で、大きな力として子供達の人生を支えて行くのだと思います。

そうした成功体験の積み重ねこそが、子供達に「根気」「やる気」のモチベーションも育てて与えてくれるように思います。

 

「目標を持ち勉強する事」「結果を見据えて勉強すること」はとても大きな生き抜く力を獲得する経験となります。

小学生、中学生、高校生そして大学生のみなさん。「勉強する」と言うことは、とても大事な力を得ることなのです。単に知識を得るためだけに勉強しているのではありません。

自分の未来や将来を、自分が思い望む未来や将来にして行くために、大切な力となる財産を『学力』として得ることになります。

「諦めずに」勉強できる自分を育てて欲しいと願っています。

 

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『子供たちの学力についての考察』

 

 

 

 

 

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