受験(高校入試・大学入試)は夏で決まる

目標目指して

今日で1年の半分が終わり明日から7月。平成29年も折り返しの復路に入って後半年と言うことになります。

この半年間を振り返えると本当に早く感じます。「もう半分終わって夏と秋、冬に向かうのか。」そんな感じですし、春先の高校入試や大学入試を心配したり、志望校へ合格の連絡をもらったりして喜んだのがついこの間のことのようです。

あっと言う間に時間は過ぎて行きます。今度は現在高校3年生や中学3年生の受験生の皆さんの番です。

あと少しすると梅雨が明けて夏休みがやって来ます。

「受験は夏で決まる。」これは良く言われることですが、来春受験する高校3年生や中学3年生の皆さんは、この言葉の重みをどれほど感じ理解して夏場の勉強の過ごし方を考えていることでしょうか?

「受験までは、まだまだ月日はある。」「ラストスパートで勝負だ。」「高校(中学)最後の夏休みだから、いろいろしたい。」「まだ受験生の実感がない。」と言うような感覚がもしあるのであれば、少し、この夏場の大切さを考えてみて欲しいと思います。

言うまでもないことですが、夏休みは高校や中学での勉強は授業がないので進みません。授業が進まない事と、授業がない事で、夏休みの間は丸々1日を自分の思う様に使えることが出来ます。

睡眠を仮に1日7時間〜6時間取るとすると、1日の内17〜18時間を自分の思うままに使う事が出来ることになります。

その内の3時間ほどを食事や入浴に使い、自由時間を2時間取ったとしても夏休み期間は1日12〜13時間も学習時間を作り出す事が出来るわけです。

勉強は計画を立てて進める事が1番ですが、学習の理解が進まない場合には、そこで立ち止まり基礎を確認し納得させる必要が出て来ますが、勉強するに従って出て来る各自の学習の課題や問題を、じっくり時間を気にせずに取り組む事が出来るのがこの夏休みとなるのです。

学校での勉強が進まない分、特に1年生から今まで習った内容までの復習の勉強だけに取り組むことが出来ます。

この習って来た内容を振り返り、理解の進んでいない内容の穴を見つけ、その穴を埋めて行く事にじっくり取り組むことが出来るのですが、この過去に勉強した内容の穴を埋めると言う作業が、夏休み明けからの学習を大きく変えることが出来ることになるのです。

夏休みが終わり秋からの学校での学習は、受験の結果に大きく影響を及ぼすような3年間の仕上げの内容に学習が進むからです。

勉強が3年間の仕上げの内容に進むのですから、勿論、勉強は3年間で1番難しい内容に入りますが、その内容は1、2年生の学習の基礎が付いていてこそ取り組む事が出来る内容にりますし、学校の内容そのものが受験の結果に直結するような学習ですから、夏休み中の学習で、復習がしっかり終わっているか終わっていないかで、学校の勉強そのものの吸収の効率も変わり、学校と自宅で効果的に受験勉強が出来るようになることで、秋から何度か行われる成績や模擬試験などでの合否判定にも良い結果を得る事が出来るようになって来るのです。

この記事の最初に、「あっと言う間に時間は過ぎて行きます。」と言うお話をしましたが、夏休みの1ヶ月と数日はあっと言う間に過ぎ去ります。

この夏休みを逃せば、時間を気にせずに、自分が抱える学習の穴や問題に取り組む時間は、睡眠時間を削り作り出すしか方法は無くなります。

高校3年生や中学3年生の皆さんは、この夏休みは自分の人生を作り出す掛け替えのない大切な期間と意識して、自分の人生を切り開くために勉強に打ち込んで欲しいと思います。

赤ペンを携えて勉強中

最後に、高校入試や大学入試の受験に向けて大事に使って欲しい夏休みであることは間違いはありませんが、中学3年生や高校3年生にとっては、中学生活や高校生活の最後の夏休みです。夏休み中の数日は、中学や高校生活の思い出作りに海や山などに出掛けて目一杯遊んで思い出を作る時間を作って欲しいと思います。

ぜひ、この夏休みは勉強を充実させながら、思い出も作り、中学3年生、高校3年生として受験生らしく過ごすことを考えて過ごして欲しいと思います。

家庭教師のアズ新潟は、設立から24年目に入りました。

これまで、多くの受験生達の受験勉強のお手伝いをして来ました。志望校への合格実績は数え切れない程あります。

新潟にお住まいで、新潟市や新潟県で家庭教師をお探しの小学生中学生高校生のご父兄や、受験生のご父兄の方がいらっしいましたら、ぜひ、お気軽に学習内容や学習方針を確認下さったり、勉強へのご不安や疑問などをご相談下さればと思います。

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