失敗は怖がらなくていい。

祈願

多感な時代を子供たちはそれぞれが懸命に生きています。もう30年以上昔に私もその年代を生きて来ました。今思い浮かべると自分の未来の可能性を大きく想像して「きっと何か自分にはやる事がある。」と大きく自分に期待する事もあれば、その逆に「何で自分はこうなんだろう。」と自分を否定的に考え悩む事もありました。懐かしいですね。。

今それから30年以上の年月を生きて「やっぱりあの頃に想像した通りだった。」と感じる現在の自分もいます。「何かやる事がある。」と感じていた事は、今の家庭教師の仕事だったのだなぁ。と、この仕事に出会いこの仕事をする事が出来た事への感謝の気持ちが湧いて来ます。

ですが、この感謝の気持ちになれるようになったのは、この数年の事です。この気持ちになれるまで20年以上の年月が掛かりました。今でこそ、会社の運営全般で色々な問題が生じても、どのように対応して改善するかの方向性や対策、自分の意識の持ち方などは、過去の経験に照らし合わせつつ思い悩まず決断する事が出来ます。家庭教師の仕事に限らず、風呂敷を広げるようですが、日本人としてどう生きて行く事が大切で必要な事かまでを考える必要がないくらい自分で認識出来ていると思えるからです。

自分の考えや判断を信頼出来るようになるまで

自分の考えや判断を信頼出来るようになるまでの20年間は、それこそ様々な可能性を考えてしまい、あれもこれも大切なように思えて、例えば家庭教師の広告を1つ作るにしても、何を言いたいのか分からないものになっていたり、私生活に於いても、一体何をしていたんだ。と恥ずかしく思うような自分の判断がありました。その都度、当然「失敗した。」と答えが出て、そこでまた悩み、解答を探して迷路に迷い込みつつも、改善策を見つけたり、自己の行動と言うより考え方までを学んで来て今があります。

こうして曲がりなりにも、1社会人としての自分のあり方や行動のあり方を、自分の判断で肯定した上で探し出し行動へ移す事が出来るようになれた理由は幾つもの「失敗」の経験から生まれた物と理解しています。

前置きが長くなってしまいましたが、私が子供たちとの面談の折に、よくお話をする「自分の考えでどんどん失敗していいんだよ。」「その失敗から本当に正しい事を見つけるのが勉強だよ。」とお話をするのは、そうした自分の経験に裏付けられた価値観だからです。

勉強を通して最も伝えたいこと

「失敗しないように。」と言う思いが、ともすると「自分の考え」を押し込め、自分の考えに基づかない「恐らくこんな感じが正しいだろう。」的な行動や学習へのの向き合い方は、本来自分がどう考えるべきだったかをハッキリさせてくれません。「失敗」を恐れる必要はないのです。

むしろ、自分なりの理由や根拠を持ちながら、どんどん間違いながら考え学んで「自分の知識と力」として行くのが勉強にはとても必要な経験で、人生でもその経験が多いほど子供も大人も正しい学びを経験して、自分の判断を信じて物事を決めて行動出来るようになれるため、「失敗は怖がらなくていい。」と思いますし、むしろ、よく言われる「失敗は成功のもと。」と言う格言になるのだと思います。

祈合格

今日は受験生を受け持ってくれている何人かの学生家庭教師に、受験直前で子供に心理面で確認してもらうように、このお話の考えから子供たちに伝えて欲しい事を話しました。受験と言う子供にとって大きな出来事の時、やはり「失敗したくない。」と言う心理が本来の力を発揮出来ない事へ繋がる事も多くあるからです。

人間は不思議な生き物です。「開き直る。」と言う言葉がありますが「うまくやろう。」とすると自分が失われてしまい、「失敗すること」は勿論ですが、同じ失敗をするにしても、自分の考えを確かめたり自分の存在そのものを確かめる事が出来ません。自分の考えが正しいのかを確かめる事が勉強にはとても大切な作業で、人生に於いてもそれが大切な事に思います。

「開き直る。」事は、自分を洗いざらい出す、自分の考えをぶちまける事で、それが正しい事ならば「成功」へ繋がり、間違えているのであれば「最大の学びのチャンス。」となるのだと思います。

新潟県の受験生の皆さんがが読んでくれているのなら、「何とか結果を出したい。」と言う気持ちなら「自分を出し切る。」「勉強した事は神様に判断してもらう。」とどんな結果も受け止める心で望んで下さい。

もし「失敗したらどうしょう。」と恐れて自分を出すことに臆病になって、行動に踏み出せない方が読んで頂いているのなら、この記事を参考にして考えてみて下さい。