新潟の子供たちへ

桜

家庭教師のアズ新潟で家庭教師と共に勉強を子供たちに教えて来て20年以上の月日が過ぎました。つい先日の3月13日には新潟県の高校入試の合格発表でした。毎年この時期には初めて受験を経験した子供たちの合否が気になると共に、社会へ向けて1歩踏み出した子供たちのその先の人生に思いを巡らせます。

20年以上の年月ですからお世話した子供の数は数えきれません。今年も何人も大学への進学、進路を決めてくれましたが、私たち家庭教師が子供たちと接する時期は最大で子供たちが大学生になるまでです。高校へ進路が決まってお世話が終わる場合も多くあります。その先の子供たちの人生に思いを巡らすのです。

52年生きて来て、色々な人と出会い、色々な生き方を知って来ました。私自身も人生の中で山と大きな谷とを繰り返し何度も経験しました。それこそどん底に自分がいたと思い出す日々もありました。同じ様にどの人の人生にも山があれば谷がある事を知りました。

子供たちが1つの節目の中学や高校を卒業して行く時、「子供たちもこれからそうして長い人生を生きて行くのだな。」「そしてこれから経験する山や谷は今は子供たち1人1人には勿論、誰にも分からない道を歩いて行くのだ。」と言うような事を思います。そして、ただただ「立ち止まる事があっても、自分を信じ、可能性を信じて道を見つけ出して欲しい。」と思う自分がいます。

人生に「失敗」は付き物です。これから社会へ歩み出す皆さんは「失敗」して当たり前なのです。これは「勉強」も同じです。「失敗」するからこそ「分かる」事があるのです。「失敗」は宝の山です。たくさん色々な事を経験して下さい。「自分がしてみたい。」と思う事に挑んでみて下さい。

その経験の先には必ず次の道が見えたり開けるのが人生です。それまで経験していない事で先が見えないような事でも、行ってみれば分かる事、次の道も開けるのです。

なんだかアントニオ猪木さんの「行けば分かるさー!」になってしまいましたが、本当にそうなんです人生は。きっと猪木さんもそうやって生きて来たんですね。

目標目指して

新潟の子供たち、日本全国の子供たち、全ての子供たちが大人である私たちの「宝物」です。それぞれ皆さんには必ず良い所、世の中で通用する所、世の中に役立つ力、必ずあります。皆さんは「宝物」なんです。自信を持っていいのです。自分を信じて大丈夫なんですよ。

大人たちも、子供の頃は皆さんと同じ様に自分の未来に「不安」だったのです。でも、こうして大人たちは山と谷を経験しながら学んで生きる力を得て来ました。ですから「大丈夫」なので、何が自分に出来るのか目一杯自分を試して下さい。そうして自分を育てて行って下さい。

皆さん1人1人が生きる道、生きる場所、目指す生き方は必ず見つかります。

今日は、受験を終えて家庭教師のお世話を終了された皆さんに、長い間、家庭教師で勉強の手伝いをさせて頂いた事へのお礼を兼ねてこの記事を書きました。

同時に、今、思春期の皆さんへのエールになればと思います。