現在の子どもたちの学習環境の問題

体育館でバレーボール

学習指導要領による主要4教科の6年間授業時間の変化

学習指導要領による主要5教科の3年間授業時間の変化

上記グラフは学習指導要領による授業時間の推移です。この学習時間数の変化を見て、みなさんはどう考えられますでしょうか?見事な「ゆとり」への歴史が理解できる事と思われます。1970年代以前と比べて、小学校では、なんと900時間削減。中学でもおよそ700時間削減されているのです。

教科書の中身が薄くなった事もうなずけますし、以前では中学で習っていた内容を高校で習う事になった原因となっています。この時間数の削減が、子供達の学力を大きく変化させてしまっている事に異論は挟めないと思います。では時間数の削減で、どんな事が学校の授業から奪われていったのでしょうか。1番犠牲になった内容、それは“定着のための訓練”の時間です。

もちろん、訓練量を増やすだけで学力がつくとは一概に言えませんが、この事が“出来るはずなのに出来ない”子供になってしまう要因の1つである事は間違いないでしょう。頭で分かっても自分の力に変える時間を自分で作らなくては身に付くものも身に付かないのです。そうした環境の中で、学習の内容は先へ先へと進んで行きます。その積み重ねによって“いつの間にか出来なくなってしまった”子供達が増える事はとても残念な事だと思います。

家庭教師のアズ新潟では、そんな子供達の状況を理解しサポートできる家庭教師の育成に全力をかけて取り組んでおります。