私には2人の子供がいますが、私の子供たち、そして家庭教師の仕事をして出会う子供たちの顔を見ると時に共通して思う事です。その想いはこの記事のタイトル「学校教育に惑わされない」で欲しいと言う思いです。
「ゆとり教育」から「学力重視」へと転換した学校教育
「ゆとり教育」から「学力重視」へと転換した学校教育ですが、私には、子供たちに必要な事を教えるためには絶対的に時間が足りない。と感じています。私が出会う子供たちの多くが本来の学力を育てられていない状況を見る度に、教師たちの力量にも全ての先生がとは思いませんが、「先生方は何を教えているのだろう?」と思う事が度々です。
子供たちに「学校でこれは教えてもらった?」と確認してみると、「ない。」と首を振る子供に会う度に、子供たちに「学校は勉強の全てを教えていないのだから、自分の身は自分で守らなくてはいけない。」事に気づいて欲しいと思いますし、それを言葉にする事があります。
もっと学力を育てられるはずの子供たちが、真面目に学校で言われた事に取り組んでいても、本来の力にならなかったり、その結果として学習意欲えお失っていたりするのです。
決定的な理由は「教科書」の内容を理解するための学校の先生の取り組みの不足です。中には教科書をほとんど開かない先生もいるようで、理屈をしっかり学ばずあやふやのまま問題演習。と言う状況で勉強に向き合っている子供によく出会います。
勉強で知識を得て「学力」を育てる事
勉強で知識を得て「学力」を育てる事は、子供たちが未来を生き、幸せを掴むためにかけがえのない「力」を得る事です。
知識は「教科書」にあります。その知識を得る力と応用する力が「学力」です。問題を解いて◯をもらう事だけが身に付けなくてはいけない「学力」ではありません。点数だけでは判断出来ない「力」が「学力」です。
私の子供、新潟の子供たち、そして日本全国の子供たちが、学校の教育に惑わされずに、未来を切り開く力として、正しい「学び方」に気づき、その力を得て欲しいと願っています。