新潟県公立高校受験　入試倍率表　【平成２８年度】

平成２８年度（２０１６年）の新潟県公立高校入試では、市立万代高校の英語理数科2.67倍を最高に新潟中央高校の0.10倍まで受験倍率に大きな開きがありました。

また普通科では市立万代高校の1.49倍、長岡大手高校の1.37倍、新潟南高校の1.29倍、新潟高校の1.26倍と続いています。これは公立高校志向の強い新潟のご家庭の多くが進学実績の高い県立上位校を志望し、人気が集まっていることがわかります。

意外なのは、新潟市内に立地する新潟県内トップ校の新潟高校―普通科が1.26倍と同じ普通科の市立万代高校や長岡大手高校、新潟南高校よりも低倍率だったことです。これは他県でも同様で、トップ校での熾烈な競争を避けてセカンド校以下へ受験生が流れた影響や理数科との併願受験で受験生が偏ったことが原因として考えられます。

今後も高い大学合格実績を背景に、トップ校である新潟高校では理数科を第一志望に普通科を併願する生徒が多いことが予想されます。また、この他にも新潟市内セカンド校の新潟南高校ー理数科、旧学区トップ校の新発田高校・長岡高校・高田高校・柏崎高校の各理数科、市立万代高校-英語理数科では、普通科との併願受験を背景に人気が高く、軒並み高倍率となっています。

近年では高校の普通科志望が多い中、工業高校の中でも新潟工業高校-建築コースの1.76倍、農業科では新発田農業高校の1.35倍を先頭に最も倍率が低い長岡農業高校でも1.11倍と農業科の人気の高さがうかがえます。これは推薦入試によって公立一般入試以前に内定者が出ていることで、残りの募集定員数が少なくなっていることも影響していると考えられます。

人気校の高い競争倍率を勝ち抜くためには、新潟県立高校入試問題の出題傾向の詳しい分析と具体的で定着率の高い対策が欠かせません。新潟県の公立入試に関する詳しい情報を得たい方は、【新潟県公立高校受験　入試問題の出題傾向と対策】と【新潟県公立受験　各教科の入試問題分析と対策】を、また人気に伴う高校毎の難易度を知りたい方は【新潟県内の高校受験　偏差値情報】をご覧いただけたらと思います。

個別のご相談に関しては、家庭教師のアズ新潟までご連絡いただけたらと思います。家庭教師を新潟中心に新潟県内広域に派遣してきた経験から、様々なアドバイスが出来るかと思います。

＜新潟県公立高校受験　入試倍率表　【平成２８年度】＞

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