学ぶと言う意義〜新潟の子供たちへ

空指す指

新潟は秋が深まって来ました。楽しかった夏休みが明けてからあっと言う間に1ヶ月半が経ちます。

新潟の小学校や中学校、高校ではこれから文化祭の時期ですね。音楽に芸術は感性を刺激して育ててくれます。勉強して知識を得てもその知識を使うのはみなさんです。

勉強して得た知識をどのように活かして、これからの人生を豊かなものにして行くのかと言うことには、この感性や感受性はとても大切です。

ですから、文化祭に出展する作品作りや音楽などにも一生懸命に取り組んで欲しいと思います。

今、新潟では文化祭の時期と言うこともあって、芸術や美術も大事に取り組んで欲しいことをお話しましたが、「学ぶ」と言う事は、決して5科目の勉強に限ったことではありません。

学校で経験出来ることの全てが「学ぶ」ことと「自分を育てる」ことに繋がっています。

学校だけで生きることの全てを学べる訳ではありませんが、学校での生活は「学び」と「育てる」ことがバランス良く子供たちが経験して行けるようになっています。

子供たちが大人へと成長して行く時、また、大人になってから自分を支えてくれるような自分への信頼感は、小学校、中学校。高校で経験する1つ1つの学年を、それぞれの学年「らしく」生きて来た経験こそが、1番自分に対する信頼感や自信をもたらせてくれるように思います。

よく学び、よく動き、よく考え、よく遊んで、よく寝て。。。そして、進路を切り開く時には真剣に打ち込み。。。

そのようにして子供の時代を生きて行く時のそれぞれに「学び」があるのだと思います。

人生は決して「知識」だけで片付く道のりではありません。

様々な事に取り組み学んで来た経験こそが尊い力になるのだと思います。

既に50を過ぎ、様々な人たちと出会い、様々な人たちの成功や失敗を見て来た私には、そのように思えています。

「学ぶ」と言うことは一生懸命に生きる。と言うことのように思います。

「学ぶと言う意義」は自分の人生を切り開き、自分の力で幸せになって行くために、か掛け替えのない経験をすることにあるように思います。

高校生

人生はとても長い道のりです。

小学生、中学生、高校生として生きる12年間は人生の内の7分の1程の時間でしかありません。

そして、家庭教師の仕事をして勉強を教える立場の私が言うのもおかしいのかもしれませんが、その12年間と仮に大学や専門学校で学んだとしても、学生で過ごした期間の学びで人生が決まる程、人生はつまらないものではありません。学生時代が終わってからの人生は長く、学生時代よりも学ぶ経験は多く、そして、もっともっと奥が深く面白いものだと思います。

小学生、中学生、高校生、そして専門学校や大学。

この期間に経験することの全てが、その先の人生を生きて行く上での礎となって、その先の人生の「学び」を支え、さらに「学び」つつ人生を切り開き、自分の力で幸せを作り出して行きます。

各学年の真ん中の時期に来ました。学力的にも開きが出て来る時期です。

勉強は勿論、部活や文化祭など全ての活動を一生懸命に取り組みながら過ごして欲しいと思います。

【参考記事】

新潟の子供たち学力を伸ばせ

子供たちの学力についての考察