定期試験に向けて

中学生

新潟市内、新潟県内の中学では定期試験の時期です。

前後期制の中学では後期の中間テスト、3学期制の中学校では第3回目のテストが行われる時期です。高校生は月末から12月にかけて期末テストの時期になります。

定期試験が近づいている中学生高校生のみなさん。勉強に打ち込んでますでしようか?

試験の時期が近づくと、気分的に「勉強しなくちゃ。」と、なんだか重たい気持ちになるものですが、ですからこそ定期試験への考え方をしっかり持って取り組んでもらいたいと思っています。

定期試験は学校側から見れば、個々の試験範囲の学習内容の理解や到達度を判断し、中学であれば「絶対評価」と言う基準から学習の理解度や到達度を判定されます。高校生の場合には「評定評価と観点別評価」から学習の理解度や到達度が判定されることになります。

確かに「試験」は得点を基準に自己の学習状況を判定されるものですから、気分が重たくなる気持ちも分かりますが、試験に対する意識や考え方をしっかり持ってもらいたいと思います。

この試験への意識を

『学校に学習状況を判定されるもの→自己の学習状態を判定するもの』

『試験範囲の理解度や到達度を試されるもの→試験範囲の理解度や到達度をどこまで上げることが出来るかを試すもの』

と言う意識へ変えて取り組んで欲しいと思います。

2つの意識を受け身から能動的な意識に変える事で、勉強への取り組み方そのものを変える事が出来ます。

『学校に学習状況を判定されるもの→自己の学習状態を判定するもの』

と言う意識の変化を起こす事が出来れば、「勉強して何点取れるだろうか?」と言う受け身から、「勉強して最低◯◯点を取ってみる。」と言う自分の勉強への取り組みの意識を変える事ができます。

この意識の差は学習へのモチベーションを大きく変える事が出来る感覚に大きく繋がるものと思います。

『試験範囲の理解度や到達度を試されるもの→試験範囲の理解度や到達度をどこまで上げることが出来るかを試すもの』

この意識の変化を作る事が出来ると学習計画への意識を高め易くなると思います。学習計画に合わせて自分の学習を管理しながら計画を実行している最中にも、さらに学習として取り組むべき内容に気づくなどして当初の学習計画に課題が見つかり学習時間が上乗せされ、目標とする学習の理解度や到達度へと学力を引き上げることの出来るだけの学習時間が作り出されます。

テキスト・ノートとペン

定期試験対策の勉強はは試験出題範囲のある内容を計画的に勉強する事で、何をどう取り組めば試験の結果を変える事に繋がるのかを経験することで、勉強のやり方勉強方法の習得に繋がるとても意味のある学習経験を積む機会です。

受け身の意識から能動的に自らの意思で試験勉強に臨む意識を作り出す事が出来るならば、それは、1回1回の定期試験がみなさんの学習経験値を上げ、高校入試や大学入試への取り組みにとても効果的な変化を大きく与えてくれる事になります。

また、自分の取り組み方1つで試験の結果を変える事が出来たと言う経験は、自己を肯定する意識を育てくれます。

同時に、取り組み方で結果を変えて来たと言う経験は、みなさんが社会へ出てからも活かすことの出来る「物事は自らの取り組み方次第。」と言う道理を体験し、大人になってから自らの目標を達成する力や仕事力へ大きな影響を及ぼし、望む結果を作り出す自分を育てる事へと繋がります。

中学生、高校生のみなさん。

定期試験は1年間の中で学習経験から結果を味わう事の出来る数少ない機会です。

お話しして来た内容を参考に「真剣勝負」の意識で試験勉強に臨んで下さい。

新潟市や新潟県内で家庭教師をお探しの小学生、中学生、高校生のご父兄の皆様がこの記事をお読み下さっていましたら、家庭教師の学習は、家庭教師達が取り組んで来た学習経験そのものを、学校の教科書やワーク、参考書を使って教えて行くものです。

家庭教師のアズ 新潟は、高額教材販売の無い月謝制で低料金の家庭教師の協会です。

新潟市や新潟県内で家庭教師をお探しでしたらお気軽にお電話をして頂いて、学習状況などをご相談下さればと思います。

【参考記事】

「絶対評価」

勉強のやり方

勉強方法