家庭教師の業界に思う

小学生が自学自習

私は今52才になります。平成29年今年の春に53才。。。家庭教師の業界に飛び込んで27年めになろうとしています。生まれてから半分以上の年月家庭教師と言う仕事をして来ました。新潟で生まれた私ですが、新潟のたくさんの地域、そして北陸でも家庭教師の仕事をして来ました。いろんな場所、いろいろなご家庭と子供たちと会ったことが思い出されます。

家庭教師の仕事への思い~若かった頃~

若い頃はそれこそ今自分のすべき仕事に集中していた様に思います。年月とは不思議な物で、今この年になると家庭教師の仕事への意識が若い頃とは大きく変わっています。若い頃はそれこそ会員様を集めたい。集めなくては。と生きる事に必死で、当時はそのつもりはなかったのですが、今思えば、やはり子供たちのことより自分のために仕事をしていたのだな。と自分が情けなく思い返される時があります。

その過去の自分を振り返り、今の自分を見つめてみると、仕事への意識が大きく変化しているのが分かります。よく、プロ野球選手などが引退する際に「これからは〇〇の業界のため。」と言っている事を若い時分から何度か見て来ましたが、若い頃はその感覚がピンと来る事はありませんでしたが、今はその考えや気持ちが良く分かる様になりました。

何十年も私が生きて来れたのは、紛れも無く家庭教師の業界があったからです。もし、この業界がなかったら私は一体どうしていたんだろう?どうなっていたのだろうか?と時折考えてしまいます。

私は朝が苦手で夜は滅法強く、若い時はよく仕事を昼から朝方までしていましたが、朝早い会社などだったら勤まったかどうか疑問に思いますから、そうした業務時間の面からも私にはピッタリで、また、高校時代あるスポーツをしていて教員を目指すように顧問の先生から薦められた事もあるのですが、自分より年下の年代を引っ張って行くのが合うようにも自分を分析していますから、本当に私には天職を与えてくれたのが家庭教師と言う業界です。

本当に感謝しても感謝しても足りないくらに思うので、それが家庭教師の業界に対するいろいろな思いが今私にあります。この思いはこの家庭教師の業界で20年以上生きた事と、私に2人の女の子と男の子の子供が出来たからだと思います。

校舎内からグラウンドを眺める小学生

家庭教師の仕事への思い~今~

私自身の今の仕事は、若い頃のように会員様をたくさん集めないと。と言うような感覚が薄らいでいます。どのご両親も子供の事は自分の事より大切な存在だと思いますが、私も子供を持った事でその気持ちがとても分かりますから、子供たちが第一です。そして、喜ぶ子供たちの顔を見るにつけ、どの家庭の子供たちもそうした喜ぶ顔でいていて欲しい。と思う様になりました。

若い時との変化の大きな所は、「勉強を教えて成績になるように頑張る。」と言う感覚が、「子供たちが喜べる環境を勉強を通じても作って行きたい。」と変わった所が1番違っているのだと思っています。

そうした心の変化をして家庭教師の業界を眺めるようになっています。若い頃には無かったインターネットと言うツールが生まれ、今インターネット上には、様々な家庭教師の協会が溢れています。そうした家庭教師の協会の内情をほぼ理解して各社のホームページを見ていると、「子供たちのため<会社のため」に家庭教師の仕事をしている所がほとんどです。私はどうにかして「子供たちのため>会社のため」と仕事をする所が多くなって、それを切磋琢磨するような家庭教師業界になって行ってもらいたいと考える様になりました。

それが、20年以上この家庭教師の業界でお世話になって生きて業界に対してと、子供たちの笑顔を見るために仕事をしたいと考えて家庭教師業界を考えるようになった私の現在の結論です。

そのために残りの人生の仕事をして行こうと考えて、これから時を見つけて家庭教師の業界が子供たちのためになる業界へ育つようインターネットで情報を流したり現在理事長をしている家庭教師の組合などの団体の活動をして行こうと考えています。

追記

そのためとお話しすると言い訳になってしまいますが、家庭教師のアズ新潟では特に、全てのお問い合わせに対してお受けする事が出来ない事があります。特に1、2ヶ月の短期などのご要望には会員様のご兄弟などでない限り対応が出来ません。家庭教師アズ金沢教室では私ほどの事はありませんが、新潟の場合特に、私自身の仕事がいくつもあるのと、家庭教師の先生の数に限りもある事からなどの事情から誠に申し訳なく思いますが、お断りすることがあります。その事をお許し下さい。もし、そうした事情をご理解下されば、出来るだけ早い段階でご相談を頂けるようにお願い申し上げます。

何分代表の私が全ての業務を行い子供たちやご家庭へ、その削減された経費を還元している仕事ですので、ご容赦ご理解頂けると幸いに思います。