明るい笑顔と明るい未来

縄跳びでジャンプ

新潟は今年はあまり春らしい陽気に恵まれず、肌寒い天気や雨の日が多くて、大雪で大変な思いをした年だけに新潟県民にとってとても待ちわびた春でしたので、今年は少し残念な春となりました。

それでも先週や先々週の日曜日はどうにか晴れ間に恵まれ新潟市内の小学校では運動会が行われた所も多く、子供達は元気に走り回り夏前に一足早く日焼けをした様子で、子供達にとっても、応援に行きたいと思われているご父兄にとっても雨降りにならずに運動会開催が平日に順延とならなかったことは本当に良かったです。

とても悲しく残念な事件のあった新潟市の小針小学校でも運動会が行われましたが、亡くなられた大桃珠生さんもきっと楽しみにしていた運動会を天国から見て友達を応援していたのだろうと思いますし、小針小学校の子供達にとっては重たく沈んだ気持ちを忘れることの出来る1日になったのではなかと思います。

子供達の気持ちを思う時、あのような悲しい事件が無くなることを願ってやまない気持ちでいます。

私自身も新潟市西区に住んでいます。

私の子供も小学生で小針小学校の隣の小学校に子供は通っていますが、この新潟市西区は最近とても不審者の情報がどうしたことか多くなりました。

刃物を持った人に脅された。男の人に追いかけられた。男の人に手を引っ張られた子供が出たなどの、不審者情報の通知メールが来る事が多くなりました。

大桃珠生さんの亡くなった報道のあった翌日にも2件不審者情報の通知メールがあったそうです。

どうして大人が子供達にそのような行動をすることができるのでしようか。

一体、子供達にどのような認識を持っているのでしよう。

「子供達は宝物なのに。」と私は思います。

ニコニコ笑う子供達の笑顔は宝物です。それは大人を信用したり、友達を好きになったり、生きる楽しさを感じたり、自分の可能性を信じたり、自分の成長を感じたりするような色々な喜びが作り出すものだと思います。

そうした生きる喜びや明るい未来を想像させてあげる事こそ私たち大人の大切な役割のように思います。

同時に人として生きることは、自分以外の人と関わりながら、自分も自分以外の人も一緒に喜びを見つけたりすることに大きな喜びがあることを大人が教えたり体験させてあげることで子供達は人としての生き方を学んで行くのだと思います。

そうして子供達が未来を信じて生きて行くために、今回の事件の犯人は勿論、不審者情報のような人間のような子供達や大人達をも不安にさせるような行動をする人間を私達は許してはならないし放置してはならないと思います。

不審者情報としてメールで保護者に連絡が入るような行為をする人間がいなくなって欲しいと思いながら、私はこの記事を書いています。

家庭教師の仕事をして27年の月日が過ぎ、本当にたくさんの子供達と出会い、また、その子供達の勉強を応援して来ましたが、子供達は自分の将来や未来に希望と不安の入り混じった複雑な感情の中で生きています。

私は、生きると言うことは、喜びを目指して幸せを作り出すことにこそ人間がこの世に生まれ行きて行く意味があるのだと思います。

老若男女全ての人間の生きる目的がそうなのだと思います。

どの人たちもそれを目的に生きていると思えば、とても他人や子供達を脅かすような行為は出来ないはずです。

大人は人間の生きる目的は何なのかをしっかり認識して子供達にその背中を見せて生きて行く事がとても大事なように思います。

その姿を子供達に感じさせ教えて行く事は、子供達には自分たちが目指すべき生き方を感じたり経験し学習することに繋がり、子供達それぞれが希望と同時に不安も感じる未来をより明るく輝かして、自分の生き方に自信を持って前向きに様々なことを学びながら生きて行く力になるように思います。

教育の仕事をする学校の先生や、民間の教育としての塾や家庭教師に限らず、大人として子供達の先を生きている1人1人が真剣に子供達に何を受け渡して行くべきなのかを考え見つけ出して実践して行くことが大事なのだと思います。

今日は、記事を書きだしたらとても悲しい事件の事が頭から抜けていないために、このような子供達にとっての大人の役割を考える記事になりました。

こんな話を書いています私自身も反省し実践すべき事はまだまだ沢山ありますが、勉強を教えると言う仕事の中で子供達の明るい未来を作るために行動を考え実践して行きたいと思いますし、子供達1人1人に向き合ってくれている家庭教師達とも一緒に、その実践の手段を共に考え行動を見つけて行きたいと思います。